こんにちは! 桜の季節もあっという間に終わり、ずいぶん暖かくなりました。
日に日に新緑がまぶしくなっていますね。春から初夏に変わるこの時期、心も軽くなります!
さて今回は、婚活中の女性に向けたメッセージです。
「リードしてほしい」の罠
30〜40代の女性会員の方と話していると、「リードしてくれる男性がいい」とおっしゃる方が一定数おられます。
お気持ちはわからないでもないですが、ご自身のキャリアが確立され、自立している方は、実際に「リードする男性」と交際してもあまりうまくいきません。
というのも、こうした男性には、女性を対等だと思っていない方も多いのです。リードしてもらうことは、お相手に都合のいいようにあしらわれる危険性と隣り合わせでもあります。これまでの人生で、学業もお仕事もご自身の力で頑張ってきた女性は、こうした男性と一緒に生きていくのは難しいでしょう。
結婚は生活 交際期間の華やかさより大切なこと
交際を経てプロポーズ、結婚式……と実際の結婚生活が始まるまでの間は、スマートにリードしてくれて、女性の扱いがうまい男性を魅力的に思うかもしれません。
ですが、結婚はそこで終わりではありません。その後も長い長い、「日常の暮らし」が待っています。
これまでたくさんの方の婚活をサポートしてきた経験から言えること。それは、ともに生活する上で一番大切なのは、男女問わず「誠実さ」や「優しさ」、「素直さ」だということです。
リードしてくれる、女性が喜ぶ言葉をかけてくれるなどは、その人の本質ではありません。一つの「テクニック」でしかないのです。
そこを見誤らないようにしていただきたいです。
相手にしてほしいことは自分から
ですから、リードがあまりうまくない不器用な男性だったとしても、「この人はなし」と断ってしまうのではなく、まずはじっくり話してみてください。そこで誠実な方だと感じるなら、是非交際してみてほしいと思います。
そして、交際期間中に、自分がしてほしいことをお相手に伝えてみてください。これまで周囲にあまり女性がいない環境で育った男性は、女性がしてほしいことや喜ぶことを知らないだけなのです。
その上で、さらにはご自身もお相手が喜ぶことをしてあげると良いでしょう。自分が他人からしてもらった経験のないことは、行動に移せないものです。まずご自分が実践してみてください。
そうするうちに、お相手の本質に気づくことができるのではないでしょうか。