こんにちは! ブライダル・ハッピーフェアリー青山の代表・鈴木まこです。
皆さまに、明るく前向きになれる気持ちになれるよう、最近の成婚ストーリーを紹介します!
婚活期間9ヵ月、交際2ヵ月で結婚を決めた、30代前半女性のお話です。
婚活開始は順調だったけれど……
Sさんはとてもかわいらしい雰囲気の女性。
仕事に誇りを持ち、忙しく20代を駆け抜けてきました。
けれど、30歳を過ぎた頃からやはり結婚もしたいと感じるようになり、知人の紹介でハッピーフェアリーを訪ねてくださいました。
婚活のスタートは順調。すぐにいくつかお見合いが決まります。
これなら、それほど苦労せずに婚活が進んでいくのでは、と私もご本人も思ったのですが……。
立ちはだかった「緊張」と「心の壁」
Sさんには、婚活を始める前、不安に感じていることがありました。
それは、これまでの恋愛。Sさんは恋愛の経験がなかったのです。
ひと昔前と異なり、現在の20〜40歳代前半で恋愛したことのない方は、わりと多くいらっしゃいます。
ですから、私はそれほど心配していなかったのですが、婚活を開始してからもしばらくは、初対面の異性に緊張してしまい、本当の自分がなかなか出せずにいました。
それでも、何回かお見合いをする中で、Sさんが心惹かれる方と交際に進むことができました。
せっかく好みの人と出会ったのだからと、私は積極的にアプローチするように勧めました。「Sさんからデートに誘ってみたら?」「数回デートしたらお家デートも視野に入れて」などといった具合です。
ですが、Sさんの反応はいまいちでした。あまり積極的に振る舞って、お相手の方が本気になったら断れなくなってしまう、という思いもあったよう。
惹かれてはいるけれど、心の壁を完全に取り払うことは難しかったのです。
つらい経験を乗り越えて
ペースはゆっくりだったものの、その後もデートを重ね、Sさんが「この人なら結婚を考えてもいいかも」と思えるようになった矢先、試練は訪れました。
お相手の方から、交際終了の連絡がきたのです。
「そろそろ真剣交際かな」などと話していた直後だったこともあり、さすがにショックを受けた様子のSさん。
ですが、ここから大きな変化を遂げます。
お相手の方に好意がしっかり伝わっていなかったこと、自分から心を開かなければ関係性を築くのは難しいこと。「断られる」というつらい経験を通して、これらを痛感したようでした。
大きな壁を乗り越えたあとには、必ず良きご縁が訪れるもの。
その直後に出会ったのが、結婚することになる彼でした。
お見合いの時点で意気投合したお二人。なんと、交際に入って数回のデートでしたが、すぐにSさんの家に短い時間でしたが彼を招待し、プライベートな空間を共に過ごしました。
その話を聴いて、私はとてもびっくりしました。常に男性とは一定の距離を崩さなかったSさんが、こんなに早く、しかも自分からお相手に近づいていくなんて!
きっと、「今度こそ、この人ときちんと向き合いたい」と思ったのでしょう。Sさんの覚悟を感じました。
本気になれば、幸せは必ずやってくる
そこからは、本当にあっという間でした。
二人の間では、結婚したらどこに住もうか、子どもは何人ほしいか、といった話を早々にすませていたようです。
お見合いから1ヵ月と少し経った時点で指輪を買う店の話題が出て、プロポーズを意識するように。結果的に、2ヵ月弱で成婚となりました。
相性ぴったりの二人が出会うと、こんなふうにトントン拍子に結婚が決まるものです。
きっと、Sさんのつらい経験も、本当のパートナーに出会うため、覚悟を決めるために必要なことだったのですね。
Sさんもお相手の彼も、優しくて穏やかで、とっても素敵なカッブルです。
そんなお二人の結婚に立ち会えたことが、うれしくて仕方ありません。
Sさん、本当に本当におめでとうございます!
お二人らしい、幸せにあふれた家庭を築いてくださいね。